幸せとは
面白い本を読みました。
人は努力をした結果成功する、そして成功を収めた人は幸せになれる。
という図式のもと、私達は毎日せっせと頑張って成功したいと励んでいるのではないでしょうか。
もしそれが事実なら、何かの目標を達成した人はみな幸せになるはずです。
しかし実際には、勝利を勝ち取るたびに、ゴールポストはさらに前方へ押しやられ、幸せは地平の彼方へ遠ざかるのです。
成功が前にあり、幸せが後にあるというのは間違いである。
幸せが前にある。
幸せな人が成功する。
言いかえれば、自分は幸せだと思っている人が、成功する。
という本です。
著者はハーバード大学の寮で12年間過ごす内に、学生の5人に4人がうつ状態に陥るのを目の当たりにした。
全世界から集まった優れた学生が何故そうなるのか。
では成功の前提である幸せには、どうしたらなれるのか。
過去に何十年も掛けて行われた実験結果などもいっぱい書いてあり、心理学的要素の強い本です。
わかりやすい内容です。
オススメします。